マンガの「読まず嫌い」をなくそう運動


スマホのマンガアプリ、今やものすごい数があって、作品によっては全話無料で読めるものも多いので、とりあえず読んだことのないマンガを手当り次第読んでいるのですが、中には「なんとなく」読まなくてもいいや、という気持ちでスルーしてしまっている作品も多く、ずっと読んでいなかったものの、色々読みすぎて、次何を読もうかと思った時に、以前スルーしていた作品を読んでみよう、と思って読んでハマる、ということも多いのもまた事実です。

そんな中で、最近自分が良かった作品を2つ、簡単に紹介したいと思います。

1つ目は「軍鶏」
読んでいなかった理由が、パッと見た感じ「刃牙」系な感じがして、その手の作品はたくさん読んだから、別にいいか、でした😅
実際に読んでみると、なんとも言えない切なさを感じる作品で、好き嫌いがはっきりわかれそうな作品かなと思います。

物語としては、格闘技のマンガで、リアル系というか、必殺技みたいなものはなく、ちゃんとした格闘技の世界を描いているのですが、表現が哲学的なところがあり、また、主人公がずっと悪人のため、この作品を読んで格闘技をやろう、という気持ちにはなりませんが、人の弱さ、悪い部分をしっかりと描いていて、非常に読みごたえのある作品でした。

2つ目が「校舎のうらには天使が埋められている」
絵柄を見てわかるように少女マンガで、なんとなくふわふわした感じの学園モノ、という勝手なイメージがあったので、スルーしていましたが、読んでみたら…まったくそういう話ではなく、最初は悪い意味で作品に入り込めず、なんだこれ…という不快感しかなかったのですが、読み進めていくうちに、ハマりました。

舞台が小学校で、主人公たちは小学4年生なのですが、いじめをテーマにしていて、しかも他の作品とはずいぶん異なるいじめの内容で、そういう意味ではリアリティに欠けるというか、いじめという身近にあるテーマながら、なぜそうなるの? という、いじめに至る動機というか、なぜみんなあの子に従っているのか謎…という部分が気になりましたが、いじめと戦う、というよりも、謎の思考回路を持った首謀者との戦い、という作品だと思って読むようにしたら、受け入れることができました。
いろいろとクセが強い作品なので、途中で意味がわからなくて投げ出す人もいるかと思いますが、一度は読んでもらいたい作品です。


今読んでいてハマっているのが、「ゴッドハンド輝」と「学園封鎖」です。 

「ゴッドハンド輝」は、週刊少年マガジンに連載されていた作品なので、安心して読めます。
「学園封鎖」はまあ…面白いけど、「すごい」というほどではない気が…。

コメント

人気の投稿