8月6日

今日は第二次世界大戦で広島に原爆が投下された日です。

もちろん私は戦争とは縁がない世代ですが、それでも今から40年くらい前、小学生だった頃は学校の図書館に原爆の犠牲者を描いた絵本などがたくさんあって、その意味をよくわからないまま読んで怖い思いをした記憶があります。

また、当時は戦争のことよりも、水俣病に代表されるような公害が多く発生していた時期で、そちらも、小学生だったので、詳しいことはわからないものの、怖いと思っていた記憶があります。

また、終戦直前の小学校を舞台にした映画の上映会が学校であったりして、比較的戦争、原爆に関する情報はよく入ってきていた世代だと思います。

そういう経験を子供の頃にしているため、私個人としては、戦争や原爆の話題が年々遠ざかっていくというのは、決して悪いことではないと思っています。

そういった歴史を知ることも大事だとは思いますが、そういった悲惨な戦争が100年、200年と起きなければ、一生のうちに戦争というものをフィクションでしかすることがないまま過ごす、ということもあるわけで、そうやって戦争が起きることがまったくイメージできない世の中になり、戦争体験を語る必要がなくなればいいな、と思います。

そして、戦争をする、という行為自体が時代錯誤で非効率的だという考えに世界中がなって、どこの国も戦争をしようなんて気をおこさなくなり、ノーベル平和賞が消滅する時代がきてほしいと思います。

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