災い転じて福となす


私にとって年に一度のビッグイベントが終わりまして、寂しい気持ちでいっぱいなのですが、出演者の方のYou Tubeチャンネルで面白そうなものがあったりと、まだ楽しめることは多そうです😆

今年は例年に比べてハイクオリティな作品が多く、それはなぜかと考えると…コロナ禍で生じたネガティブな状況があったからこそ、新しい可能性が生まれた、というのが大きかったのでは? と思っています。

特に印象的だったのが準グランプリ作品の「捨てといて 捨てないで」の監督をつとめた山口森広さんで、子役からスタートして今も俳優をされている方なのですが、自分の出演する舞台の公演数日前に緊急事態宣言があって中止になり、ステイホームで何かできることはないかと試行錯誤している中で、自分で監督、脚本の映画を作ろう、と思い立ち、その結果…山形国際ムービーフェスティバルでは準グランプリ、他の映画祭ではグランプリも受賞するなど、初監督とは思えないくらいの大活躍となりました。

コロナ禍があったからこそ、新しいチャレンジが出来て、成功したという、まさに「災い転じて福となす」の好例だと思います。

他の作品も、コロナ禍のフラストレーションがパワーとなって良い作品へと昇華していったのかな、と思える作品が多かったです。

コロナに限らず、人生において絶望的なことがあったとしてもそれをバネに高みへと登ることは可能です。

嫌なことがあったからと、ただ嘆くのではなく、チャンスと捉え、新しいことにチャレンジするというのも大切だと改めて思い知らされました。

今回出会ったすべての人に感謝します👼

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