山形国際ムービーフェスティバル2021



毎年見に行っていて、今年で5年目になりますが、今年も凄かったです。

明日は表彰式があるので、監督さんや役者さんも来場されると思うので、占いの予約がなかったら行ってみようと思っています。バイト終わってから😅

我ながら無茶苦茶な行動するなと思います。

でも直接感想を伝えたいのです。

全部見た感想

A

迷子

最初は???だったんだけど、途中で主軸となる物語が見えてくる。
霊が見える女性の話だけど、好き嫌いが分かれそう…
と思っていたら、伏線回収で泣いた。
間違いなく良い作品。


くしゃみ

毒性の高い超変異型の新型コロナウィルスが蔓延している世界の物語。
超短編


ナナサン 

女2 男1のシェアハウス
グランプリの予感
なぜこの組み合わせなのか、ナナサンの意味がわかってからが本番。
個人的には大好きな、複雑な愛の物語。


AIM

ゲーム配信をする女性。
引きこもりのニート。
警備員の父親。母親は死別。
ゲームを通じて出来た彼氏???
が家にやってきて父親と対面。結婚? と思ったら…

結局何だったんだ? とも言えるし、現代社会の新しい形の親子愛とも言える…私は好きな作品。


うまれる

最初に衝撃映像注意が長く流れるが見て納得。

子供を早くに亡くしてしまった親たちが集まって、自分の体験や気持ちを話す会。
グリーフケア。

娘をいじめで亡くした母親が主人公。

いじめの真実が明らかになる…。

トラウマレベルの衝撃的な展開。
詳しくは絶対に言えない。

主演女優に会って話がしたい作品。
すごすぎた。

やりすぎだと言う人もいるだろうけど、ものすごく大切なメッセージが込められた作品。


作品プログラムB

火づくり

唯一のアニメ作品。
とんでもないクオリティなんですけど!
ノイタミナとかで普通に放送していてもおかしくない。
若い人に見てほしい作品。


LADY TO GO

爆弾を持った少女が街に出没中。
主人公が修学旅行中の女子高生数人ということで、青春コメディの予感?

……アイドルグループの仮面女子のメンバーが主演ということで、演技力に難ありすぎて話が入ってこない。

今後に期待。


捨てといて捨てないで

ホテルで働く女性が主人公。
部屋のなかにあるゴミ箱付近の物がゴミがゴミなのかそうでないのかで悩み続けるというコメディ。
最高! 大好き。
監督が、以前YMFで上映された作品に出演していた俳優さんで、今回初監督とのこと。


Girl

一人暮らしのOL。
飼っている猫がしゃべる。
いとこの女の子が就活と東京見物にやってくる。
一人称がぼく。
料理が得意で、フライパンや食材を自分で持ってきて料理するという、ドジっ子で不思議ちゃん。

エッセイ的な日常ドラマが進行していくかとおもいきや…突然の謎展開。

その後は胸が苦しくて優しくて、ステキすぎて泣いた。


Mistake

結婚を間近に控えたカップルの話? と思ったら…YMF常連の津田寛治さんが死神役で登場。
突然の急激な路線変更ですげえコメディに。
最初のマリッジブルーの話はどうなるんだ? と思ったら唐突な伏線回収。
まさかの号泣展開。
良い作品でした。


私のグランプリ予想は「生まれる」がグランプリと主演女優賞の2冠かなと。 
とにかく凄まじくて、衝撃的。
ただ、万人受けはしないというか、オススメするのをためらってしまう作品なので、どうなるか…。

個人的に良かったのは、

「捨てといて 捨てないで」
これは万人にオススメできる、とてもステキなコメディ作品です。
私が審査員だったら間違いなくグランプリ。

「Girls」
ものすごくオシャレでガーリーな作品で、心が暖かくなる作品。
「社会不適合者」だという女の子がすごく自分と重なって、非常に心に残りました。

「Mistake」
起承転結があるとしたら、起の次に転が来るという、???な展開でとうなるんだ、と思ったら、見事な伏線回収が待っているというシナリオ部門で賞をもらうのでは? という作品です。

あとは、
「迷子」(まいこ)
最初に上映された作品で、「シックス・センス」的な作品なのですが、泣けるいい作品でした。
2回は見たい。

「ナナサン」
最初、この作品がグランプリでは? と感じた作品で、LGBTがモチーフながらも、そういうことを感じさせない繊細な人間関係のドラマになっていて、とても気に入りました。

見て損のない作品ばかりなので、ぜひ見に行ってほしいですね。

山形国際ムービーフェスティバル→公式サイト



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