努力は報われる??? その2

前回書いていて思ったのが、スポーツ大会などで、毎回1位と2位の選手が決まっていて、1位の選手の努力は当然「報われた」と思っていいわけですが、どんなにがんばっても1位の選手に勝てない場合、その選手の努力は「報われない」のか? と頭に浮かびました。

そのことについて自問自答しましたが、順位がある大会などの場合は「努力論」だけではなく「勝負論」も入ってくるので、一概に努力が報われる、報われないという話ではないとなるので、それはまた別問題ということで、そこは切り離して考えようと思いました。

前回は努力が認められるためには「他者の評価」が必要になると書きました。
誰かが認めてくれてはじめて、努力が報われると。

今回は「時間」について書きたいと思います。

私は2019年1月の時点では49歳です。
占い師としてお金をはじめていただいたのが、23歳の時だったので、今からだいたい26年前になります。

更に、会社員をメインにしながら占い師を副業的にやっていたのを、占いをメインにするようになったのは、2011年5月で、今から約8年前なので、誕生日を考慮せずざっくりいうと、41歳で占い師メインになっています。

41歳から23歳を引くと、18歳で、プロとしてお金をもらってから、18年たって、占いをメインの仕事にし始めたというわけです。

今でも占いの仕事一本で生活できてはいないので、大成功したとは言えませんが、好きなことをメインの仕事に出来ているというだけでも、「努力は報われた」と言っていいと思います。

18年も時間がかかってしまった、と考えると、生まれた子供が高校3年になるのと一緒で、ずいぶん長い年月ですが、見方を変えれば、18年もあきらめないで努力を続けたからこそ、今の自分がある、といえるわけです。

努力から成功までの期間は個人差があるので、長さ自体は議論の対象にはなりませんが、あきらめないで努力を続ければ、できないことはないんだと、そこは自信を持って言えます。

だから、

「いつになったら努力は報われるの?」

と考えないでほしいのです。
成功している芸能人も、昔はこんなに苦労した、なんて話をよく聞きます。
漫才師なら、お客さんが誰もいないところで漫才をしていたとか、ミュージシャンなら、最初の頃はライブにバンドのメンバーよりも少ない人数しかいなかったとか、枚挙にいとまがないくらいその手の話はあります。

その人達が後に成功できた理由はいくつかあると思いますが、確実に言えるのは

「途中であきらめなかった」

からです。
そこは、成功している人たち全員が同意してくれると思います。
逆に言えば、中途半端な状態でやめてしまうのは「努力した」と言えないと私は思います。
ケガや病気などで、どうしてもあきらめざるを得なかった人に対しても「お前は努力が足りない」と言えるのか?
と言われると、うまく返事ができませんが、少なくとも、続けることが可能だったにもかかわらず、途中でリタイヤする人に関しては、成功するまで続けてほしかったと思います。

「いつ成功できますか?」
ではなく、
「いつか成功できる」
と思ってほしいのです。




コメント

人気の投稿