占い終わり→無力感=正解

 以前読んだ、カウンセラーの人が書いた本の中で、カウンセリング終わりで、自分が無力感を感じる方が正解だ、みたいなことが書いてあって、そのことを忘れないようにといつも思っています。

どういうことかというと…アドバイスをして相手に納得してもらって、あーいい仕事したな、と後で満足感に浸るよりも、相手の話を聞くばかりで、全然アドバイスできなかった…と落ち込むほうが、相手のためになることが多い、という話です。

なんで、相手の話を聞くだけの方が良くて、アドバイスをたくさんするほうが良くないのか…それはアドバイスするのがダメと言う話ではなく、一番大事なのは、相手の悩みや不安を全部引き出したうえで、問題点をしっかり整理して、相手に問題の本質をわかってもらい、自らどう向き合うべきか考えてもらうことである、ということです。

だから、自分がいくらいいことを言ったかではなく、どれだけ相手の言いたいことを引き出せて、それをうまく噛み砕いてわかりやすくして返せるか…そこを磨いていかないとダメだということを、あらためて思い直そうと考えています。

どうしてもうまいこと言ってほめられたい、と思ってしまうので、自分にちゃんと言い聞かせます。


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