失敗図鑑


今日から3日間、イベントで酒田の清水屋さんの5Fにいるのですが、リーディングの代金として1万円札を受け取ったので、両替しようと思い、4Fの本屋さんに行きました。

そこで、以前気になった「こども孫氏」を買おうと思って子供向けのコーナーに行ったら売っていたので、手にとって少し読んでみたのですが、非常にわかりやすい反面、わざわざ買わなくても知っていることばかりだったので、やめて他の本にしようと思い、色々見ていたら、この本にたどりつきました。

この本は、世界の偉人たちの失敗と、その後どうしたかを子供向けにわかりやすく説明している本なのですが、少し例をあげると…

ココ・シャネル「イケてないと言われる」
ベーブ・ルース「グレる」
夏目漱石「引きこもる」
与謝野晶子「正直すぎて炎上した」
野口英世「調子に乗る」

など、これだけみても、内容が気になって仕方ないのですが、実際に読むとすごく良く出来ていて、推奨年齢10歳以上なので、小さなお子さんにぜひ読んでもらいたいのはもちろん、大人が読んでもかなり勉強になります。

そこで思い出したのが、私は生まれつき心臓の病気があったため、幼い頃はしょっちゅう病院に通っていました。
そのせいか、待合室などでひたすら本を読んでいて、家でも子供向けにアレンジした小説や学習まんがなどを読んでいました。

特に記憶に残っているのが、
学習まんがの
「うんことしょんべん」(生物の進化の過程や、人体のしくみをわかりやすく説明した傑作)
小説だと
エラリー・クイーンの「Yの悲劇」
コナン・ドイルの「失われた世界」(きょうりゅうの世界、というタイトルになっていた)
は、小学生の時に読んで感銘を受けました。
思えば、作家を目指そうと思った原点の作品と言えるかもしれません。

今回「失敗図鑑」を読んで思ったのは、勉強するには子供向けの本が最適なんじゃないかということです。
子供向けだからクオリティが低い、ということはなく、難しいことをわかりやすく噛み砕いて説明しているので、すんなり頭に入ってきます。
それで、もっと詳しく知りたいと思ったら、大人向けの専門書を読めばいいんじゃないかと。

なので、出来る限りたくさんの本(子供向け)を読んで、今よりも知識の幅を広げて、仕事やプライベートに役立てたいと思います。


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