ザ・ムーン(ジョージ秋山のマンガ)


ザ・ムーン!
ザ・ムーン!

3月に復刊ドットコムより完全版が刊行されることになった、この名作マンガ。

その存在は知っていたものの、ちゃんと読んだことがなかったこの作品を「コミクevery」というマンガアプリで見つけたので、全話読みました。最後まで無料で読めます。

マンガ史に残るくらいひどい終わり方をする作品ということは知っていたのですが…最終話を読み終えて、とにかくモヤモヤして何も言葉が浮かばず、でもこの作品について書かなくてはと思い、今回取り上げました。

1972年~73年かけてに少年サンデーで連載されていたということで、50年近く前の作品になるわけですが、さすがにいろいろ古さは感じます。

そのへんを受け入れた上で読まないといけないのですが、とにかく最後のエピソードがインパクト強すぎて、細かいことはどうでもよくなります。

作者であるジョージ秋山は何を伝えたかったのか。

最後のページにフランスの作家の言葉が引用されています。

神は苦しむ
神は戦う
戦う人々共
また苦しむ全ての人のために
なんとなれば神は「生命」であり
闇の中に落ちてひろがり
闇を呑み込む一滴の光だからである・・・・・

(ロマン=ローラン)

そもそもこの言葉の意味がよくわからないのですが😓
個人的には、こう解釈します。

人間が
戦ったり
苦しんだり
悲しんだり
喜んだりするのは
神様がそうやって存在しているから

こんな感じ。これでも意味不明かもしれませんが、私なりの勝手な解釈です。

そして、ザ・ムーンの最初の方にはこうあります。

神は死んだ!
この世の悪を見よ!
悪がはびこり悪の天下だ!
神が死んだ証拠だ!

神は死んだのだ!!

考えれば考えるほど混乱しますが、私はこういうことを話すのは好きです😁





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