オラクルさん4 宣伝のやり方

実力はあるのに、人気がない。
業界内での評価は高いのに、世間から認知されていない

よくある話です。
どんな世界でも、人気と実力が必ずしも比例しないもので、それでもあきらめなければ、いつかチャンスはめぐってくる…ものの、そんなに待つ余裕もないのもまた人生。

じゃあどうしたらいいの? と、オラクルさんにきいてみました。

オラクルさん
「宣伝の仕方がよくないんだと思う。例えば…あなたがラーメン屋を開業したとして、ラーメン屋はじめました! と宣伝すれば、少なくとも最初は物珍しさでお客さんはたくさん来ると思う。だって、みんなラーメンがどういう食べ物なのかきちんと認知しているからね」

神 天光
「それはそうだけど。占いだってみんな知っているじゃない」

オラクルさん
「そう、それがよくない。そうやって、自分がよく知っていることだから、みんな同じように知っているかといったらそうじゃないわけで…。仮に、ラーメン屋じゃなくて、リトアニア料理のお店だったら、どう? リトアニア料理のお店はじめました! と言って、じゃあ行ってみるか、と思う人、どれくらいいるかな?」

神 天光
「ほとんどいないんじゃ? リトアニア料理といわれても、まったくピンとこない」

オラクルさん
「でしょ? 占いだって、世間一般の認識なんてその程度のものだと思ったほうがいいよ」

神 天光
「いやいや、朝の情報番組ではほとんどの局で占いコーナーあるし、雑誌にもたいがい星占い載っているじゃん。占いって聞いて、何のことかわからない人のほうが少ないでしょ」

オラクルさん
「それは、テレビや雑誌での占いについて知っているだけであって、あなたみたいな対面での個人セッションをメインとした占いいついて詳しく知っている人がどれだけいることか。まずは、そのへんの勘違いをあらためないとね」

神 天光
「そうか! 占いという大きなくくりでは知っていても、エンジェルカードやオラクルカードでの占いについてはまだまだ知らない人のほうが多い、ということか…」

オラクルさん
「そうね。オラクルカードを見て、90%以上の人がタロットカードという現状がある以上、自分のやっていることがいかにマイナーかを理解していないと、いつまでたってもバイト生活から抜け出せないよ」

神 天光
「だったらどうしたらいい? オラクルカードはこういうものです、と地道に宣伝していくしかないの?」

オラクルさん
「それも大事なことだけど、それよりも、見方を少し変えて…そもそもあなたの占いを必要とする人ってどういう人たちなのか、考えてみて」

神 天光
「うーん…。恋の悩みや、人間関係の悩みを抱えている人かな…」

オラクルさん
「そうね。単に自分の今日の運勢が知りたいだけなら、テレビの占いでいいわけだから、こうやって、自分のやっていることの、どこに需要があるのかをきちんと把握することからはじめないと」

神 天光
「確かに、今までは、自分が占い師だと言っていれば、悩みを抱えた人が相談にくるだろう、と思い込んでいたところはある」

オラクルさん
「どういう人に来てほしいか、それをしっかりと明確にしたうえで、その人たちが相談したくなるような宣伝をする。そうすれば、需要と供給のバランスがとれて、今よりも占いの仕事は増えるはずよ」

神 天光
「これからは、ただ自分が占いやってます、ではなく、こういった方におすすめですよ、こういう悩みを解決するのが得意ですよ、とセールスポイントを明確にして、PRしてみます」

そういうわけで、具体的な悩み事がある方は、一度相談してみてはいかがでしょう? 悩みを自分で抱え込んでいるだけでは事態は好転しません。
お悩み相談のスペシャリストである占い師に相談すれば、話すだけで気持ちが楽になりますし、どうすればよくなるかの具体的なアドバイスをもらえますよ。




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