オラクルさんといっしょ 第6話 エンジェルさん登場!

…もともと「オラクルさん」シリーズは、ふだん純 天晶が天使と会話をしている、そのやりとりを文章化したもので、天使やエンジェル、という言葉に抵抗がある人が意外と多いため「オラクルさん」という呼称を用い、更に「神 天光(じん てんこう)という架空のキャラを登場させることで、ひとつの読み物として成立させようとしたものの、オラクルさんがおもったよりSっ気のあるキャラになってしまい、本来イメージしていた天使らしい部分があまり出てないので、オラクルさんとは別の「エンジェルさん」というキャラを登場させることで、天使らしい要素をカバーしてもらおうと思った、そんな第6回めです。

そういうわけで、エンジェルさんはオラクルさんと違ってずいぶん優しいキャラなので、どういうふうに話を進めようか考えた結果…架空の相談を載せて、それにエンジェルさんが答える、というのをやってみようと思います。


相談者:大杉 なや美 18歳 会社員

私は今年3月に高校を卒業して、地元の製造業の会社で働き始めたのですが、周囲との人間関係がうまくいきません。どうしたらいいですか? 


*今回はメールで相談を受けた、という設定です。なので、情報は少ないですが、この状態でも的確な返事をしないといけない、という、意外とよくあるシチュエーションです。


エンジェルさんの答え

大杉様。
相談ありがとうございます。
せっかく希望を持って社会に出てきたというのに、人間関係で辛い思いをするというのは残念ですね…。

天使はあなたにこう言っています。

〜今の会社に無理にとどまる必要はありません〜

あなたが今の悩みを他の人に相談したら、こんなことを言われると思います。

「せっかく就職したのに」
「せめて1年はがまんしたら?」
「どこの会社に行っても同じようなものだから、転職しても一緒だよ」

これらのことは決して間違いではなく、あなたのためを思っての心からのアドバイスだといえます。
ですが、天使は、辛いなら無理せず、転職を考えてもいいと言っています。

それはなぜかというと、あなたは普通の人よりも感受性が強く、ほんのささいな一言に傷ついたり落ち込んだりしてしまうからです。
それは生まれ持ったものなので、普通の人のように我慢したり、何らかの方法でストレスを発散してどうにかなるというものではなく、あなたが受けた傷が治る前にまた新しい傷を負ってしまい、いつまでも心が傷だらけのまま、ということになってしまいます。

そんな状況では、仕事を続けることも難しいでしょう。
ですから、もっと人の少ない職場で働くことをおすすめします。
今回のことは、自分がどういう人間かを知るいい機会だったと思って、前向きにとらえるようにしてください。

道を間違えたなら、正しい道へ向かえばいいだけです。
今いる場所がゴールではないのです。

どうしても一歩踏み出す勇気が持てないときは、大天使ミカエルに、前に進めるようお願いしてみてください。
きっと、状況は改善されますよ。


……と、こんな感じでエンジェルさんは優しいです。
架空の相談なので、相談者の大杉 なや美さんがこのあとどうしたかは不明ですが、きっといい方向に進んでいったことでしょう。
ではまた次回。


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