オラクルさん プロローグ

登場人物

オラクルさん
天使? 妖精? 神様? 妖怪? なんだかよくわからないが、主人公の近くにいて、時々アドバイスをくれる存在。目に見えないので、見た目も性別も不明。オラクルさんによれば、その人が望む見た目や性別をしているとのこと。

神 天光(じん・てんこう)
占い師。名前だけはたいそう立派だが、占いだけで食べていける実力はない。なので、いくつかバイトをかけもちしているが、バイトが忙しすぎて、占いの仕事のオファーを受ける余裕がないという本末転倒野郎。
ある時、オラクルさんの声がきこえるようになった。どうせっしていいかわからないが、とりあえずグチを聞いてもらい、アドバイスをしてもらうのが日課だが、どこまで響いているか謎。

まえがき
これは小説? なのか、ドキュメント? なのか…。
そもそもこの作品を書こうと思ったきっかけは、私が「天使と会話ができる」というところからスタートしていて、天使とのやりとりをそのまま文章にしたところで、そういうのが好きな人はいいけど、「天使と会話をする」というそのシチュエーションだけで拒絶反応を示してしまう人もいるので「天使」を「神様」「守護霊」「ご先祖様」「ハイヤーセルフ」「ドラえもん」「心の声」「キット」「ドミネーター」でもなんでもいいので、自分の信じる存在に置き換えて読んでもらえれば…と思ったのですが、わざわざ脳内変換して読むのは大変だと思うので、だったら、天使以外の何かを作ってしまおう! と思って生まれたのが「オラクルさん」です。

もともと「オラクル」という言葉には「神託」「神の言葉」という意味があるので、結局はオラクルさん=天使になってしまうのですが、別の言葉にすることで、新しい存在が生まれたような気がしました。
このアイディア自体、天使が教えてくれたことなので、深く考えると堂々巡りになってしまうのですが、面白いからいいや、とします。

ちなみに、どういう内容かというと、小説っぽい内容かと思わせておいて、ちょっとした会話をのせるだけという、いたってシンプルなものです。

たとえばこんな感じ。

神 天光はあせっていた。
どうしたら占い師として売れるのかわからない。どうしていいかわからない…。

オラクルさん
どうすればいいか、ではなく、自分がどうしたいか、それを考えてみて。
どうすればいい、は、カーナビで言えば目的地(ゴール)が設定されていない状態。
それだったら、案内しようがないでしょ?
だから「自分はこうしたい、こうなりたい」という目的地を最初に考える。
この場合は…たとえば「占い師としてテレビに出たい」という、明確な目的地を設定する。
つまり、「テレビに出る=売れた」という自分なりの明確なゴールができるから、そのためにはどうしたらいい? という、ゴールまでの道がみえてくるわけ。

と、こういうふうに、私がふだんから行っている天使との会話を文章化することで、読んだ人に何らかの気づきを与えることができたり、それを自分で発信していくことで、占いの仕事にもつながるかなと。
最初は神 天光とオラクルさんの2人? だけで話が進行しますが、いずれ、実在の人物をモデルにしたキャラが登場するかもしれません。

また、オラクルさんと私も話したい、という人がいれば、それは個人セッションという形で実現させることができると思うので、連絡いただければと思います。

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