映画制作プロジェクトについて その2

アンダーバー短編映画制作プロジェクト(USP)で脚本を担当することになったのですが、こういう内容で、とか、ジャンルは○○で、というふうに決まっていたわけではなかったので、単純に自分が見たいものを書こうと思いました。

それで、次回のミーティングまで3つ以上は書こうと思い、あれこれ考えました。

好きなことを書こうとは思ったものの、何かしらのテーマが必要だと思い、自分なりに考えたのが「変化」でした。

そもそもこのプロジェクトに参加したのも、自分自身に変化を起こしたかった、チャレンジしたかったという思いがあったので、それを自分なりにテーマとしました。

3作品書く、と考えながらも、実際にできたのは4作品で、どれも自分なりに自信作でした。

簡単にどんな作品かを説明すると…

Breathless
さまざまな職種の人たちが集まってひとつの作品を作る、という流れを映像で表現しようとした作品

伝説の樹の下で
時代はどんなに変わろうとも、人が人を好きになるということは変わらない、ということを書いた作品

フレンズ
SMAPの解散騒動からインスパイアされた作品で、仲良しだったグループの中の一人が突然孤立してしまう、というストーリー

国家公務員一種「神様」
もし神様が職業として存在していたら…という作品

ミーティングでプレゼンしたときに、神様の話が高評価で、個人的にも見てみたい作品だったのですが、脚本のモチーフとして取り上げられたのは、もう一人の脚本担当のR君が考えたものでした。

それはカンニングをテーマにしたもので、正直、負けたというか、悔しいという思いはあったものの、そこでくじけていては意味が無いので、気持ちを切り替えて、カンニングをテーマにした最高の作品を作ろうと思いました。

そこから、R君と二人でどういった内容にするか話し合って、そもそもカンニングをテーマというのは倫理的にどうなんだろうとか、見せ方はどうしたほうがいいのかなど、あれこれ話し合いをして、そんな中で、R君が見せてくれた短編動画が非常に面白く、短い中に面白さと制作側の伝えたいテーマがうまく盛り込んであって、そこからヒントを得た物語を考えました。

二人で話し合いをした段階では、非常に面白く、短編映画としてとてもいいのでは? と思い、自信満々で、次回のミーティングまで、大まかなストーリーを考えていこうと思っていましたが、次のミーティングの際に、そんな思いは一瞬にして砕かれてしまいました。

そのへんの話は次回書きたいと思います。

このブログを更新しているのは3月6日で、予告編が公開されているので、載せておきます。

つくりたての家族

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