映画制作プロジェクトについて その1

このブログを更新しているのは、3月1日ですが、きのう、おとといで映画の撮影が終わりました。
知らない人のために簡単に説明すると、現在、短編映画の制作に関わっていて、私は脚本チームの方に参加しました…という話です。

時間を遡って、これまでの流れを書いてみたいと思います。
そもそものきっかけは、酒田の公益文化大学にアンダーバーというコワーキングスペースがあることを知ったのが始まりです。

コワーキングスペースは、簡単に言うと、誰でも使える作業スペースで、いろいろな業種の人が、そこに集まって仕事をしたり勉強をしています。

大学の中にあるので、学生が多いのですが、もちろんそれ以外にも、いろいろな人が集まります。

コワーキングスペースが地元にあることは以前から知っていたのですが、なにせ極度の人見知りな私としては、知らない人が大勢いるなかで作業をする、というのはハードルが高く、興味はあるけど、いくきっかけがない、という状況でした。

それが、去年のあるとき、facebookでアンダーバーでイベントが開催されるということを知り、樹庵の活動範囲を広げるきっかけになれば、と思い、相方と二人で出席しました。
そのイベントで、コワーキングスペースって結構楽しい、と思って、また機会があれば来てみたいと思っていたのですが、その後、アンダーバーで映画を作るので、そのためのミーティングを行う、という告知があり、これは面白そうだと思って、参加しました。
それが、今年の1月6日のことです。

映画を作る、といっても、自分自身は制作自体にはほとんど関わったことはなく、一度だけ「乙女のレシピ」という映画にエキストラとして出演したことがあるくらいで、本格的に関わるのは初めてでした。

なので、何が起こるのかまったくわからない状態でしたが、これをきっかけに、占いの仕事が増えればいいな、という気持ちではいました。

そしてミーティングがはじまり、いろいろな話を聞く中で、参加者それぞれに、なんでもいいからやりたいことがあれば手をあげてほしいというので、私は思い切って脚本のところで手をあげました。

昔とった杵柄といいますか、私は以前、作家を目指していた時期があって、携帯会社としてのソフトバンクの前の会社、ボーダフォン時代に公式コンテンツに存在したある企画のショートストーリーを書いていたことがあったので、物語を作ることには自信があり、5分位の短編映画の脚本なら、できるだろうと思っていました。
まあ、後に地獄を見ることになるのですが、それは次回以降に持ち越します。

脚本担当に手をあげたのは、私だけではなく、もう一人、公益大の学生で、アンダーバーのコンシェルジュをしているU君がいて、彼とは後にいろいろあるのですが、そのときは、自分以外に手をあげる人がいたことにただただ驚いていました。

それから、いくつかのグループに別れて話し合いをしたのですが、その中に今回の映画の監督がいて、映画監督の人と話をする機会ははじめてで、どうなるかと思ったのですが、話をしていて、自分はそういった感性を持った人と話をするのが結構好きだということに気が付き、それだけでも、このプロジェクトに参加してよかったなと感じました。

監督とはその後かなり顔を合わせることになるのですが、クリエイティブな才能もすごくあるのですが、それだけでなく、人間性も素晴らしい人で、本当にいい出会いをしたと思います。

そして、次回のミーティングで、脚本のアイディアをいくつか持っていくのですが、そのへんのお話は次回書きたいと思います。

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