映画制作プロジェクトについて その4

去る3月22日、イオンシネマ三川で映画「つくりたての家族」の試写会が行われました。
こちらの予想をはるかに上回る200人近い方が来場してくれて、大成功でした。
地元の新聞にも当日の様子が掲載されるなど、 世間的にも注目を集め、自分が目指していたことの80%はできたと思います。
残りの20%は、映画賞を獲るのと、これをきっかけに占い師としてブレイクすることです。

映画に関するブログも今回でいったん終了となりますが、最終回の今回は、2月27日と28日に行われた撮影の時の話を書きたいと思います。
 といっても28日はいなかったので、27日のみですが。

当日は幸いにも天気に恵まれ、映画撮影ということに関してはとてもいい日でした。
そもそも映画の撮影に参加すること自体生まれてはじめてだったので、何がどうなるかまったくわからない状態でしたが、うまくいく予感はありました。
撮影の舞台は鶴岡の山添高校。

主演の2人に会うのも初めてで、というか、一人は演技をしたことがない普通の高校生で、しかも出演が決まったのが撮影の一週間前というあわただしさで、もう一人は遊佐町出身のプロの女優さんだったので、当日にならないとどんな人かわからないという。
プロの女優さんは太田美恵さんという方で、調べてみると、多くのドラマ、映画、CMに出演しているのですが、余計な先入観は持たないようにしようと思い、実際に会うまではネットで検索したりしないようにしていました。

実際に会ってみるととても素敵な方で、ものすごく気さくに接してくれて、空き時間に占いをしたのですが、その様子が試写会の時のメイキング映像に使われていてビックリ! 撮られていたことに気が付きませんでした。

その後、撮影がスタートしたのですが、リハーサルの様子をちょっとのぞきにいったら、もうそれだけで感極まって泣きそうになったので、すぐその場を離れて、撮影で使う教室に行き、教室の後ろの黒板に落書きをしてました。
それはふざけて書いたわけではなく、いかにもありそうな教室のイメージとして考えて色々書いて、個人的には満足でしたが、映画内ではチラッとしか映っていません(当たり前)

あとはそんなにやることもないから、ゆっくりしていようかな、と思っていたら、私が遺影役で映画に出演することになり(当日決まった)、その遺影の撮影で外へ。

とりあえず学校の近くで軽く撮影をして、その写真をもとにあらためて撮り直して、出来上がったのが映画で使われている写真なのですが、実はそれは間違いで、本当は別の写真だったのですが、現像する際に私が間違えてプリントしてしまい、でも時間がなかったのでそのまま使ったという。

その後、撮影の舞台を山添高校から羽黒の民家に変えて行ったのですが、そこでも撮影の準備を手伝うだけで、実際の撮影には立ち合いませんでした。

場所を提供してくれた方やスタッフ、出番を終えた主演の太田さんと空き時間に占いをしたりして、楽しい時間を過ごして、あっという間にその日の撮影が終わりました。

次の日は仕事があったので、撮影には立ち合えませんでしたが、メイキングを見る限り、非常にいい感じで撮影できたみたいでした。

映画祭への応募があるので、完成した作品を大っぴらに公開することはできませんが、賞を獲ればまた試写会などもできるかと思います。

単に面白そうだから、ということから参加したプロジェクトでしたが、自分にとっては人生を大きく変えることができた、とても大切な時間になりました。
あらためてこのプロジェクトに関わったみなさん、試写会に参加してくれたみなさんに感謝したいと思います。

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