こだわりを捨てる(後編 タロット編)

私は今でこそ、エンジェルカード、オラクルカードをメインに占いをしていますが、もともとはタロット原理主義者というか、タロットカードこそ至高であり、それ以外は認めない、という時期がありました。

以前にもそのへんのことを少し書いたことはありました。

すべてはここからはじまった

タロット以外認めない、と考えていた理由としては、コンプレックスが一番大きかったのかなと思います。

今でもそうですが、占星術や四柱推命といった、誕生日から導き出すようなタイプの占いは苦手です。
特に占星術は星の位置とかハウスとか、まったく頭に入ってきません(汗)

タロットのみにこだわることは悪いことではなく、ひとつのことを極めることができるなら、それにこしたことはありません。

ですが、私の場合、好奇心が旺盛なくせに、能力が低いため、タロットしかできなかっただけだったので、タロット以外を認めないことで自分を守ろうとしていたのかなと今は思います。

それは、料理人にたとえるなら、自分は和食の料理人だから、中華や洋食は認めない、と言うようなもので、そんなこだわりを捨てて洋食屋中華の技法や味付けを和食に取り入れれば、自分の技術も向上し、味だって良くなるはずです。

でも、自分に自信がないときって、変わることを恐れてしまったり、新しいものを取り入れて、そっちのほうがいい、と言われたらやだな、と思って動けなかったりします。

変化を恐れてはいけません。
学生時代、中学では成績がよかったのに、高校に進学したら、周りが頭のいい人ばかりで、思い切り順位がさがった、なんて話をよく聞きますが、だからといって、いつまでも中学生でいるわけにはいきません。

前に進むことで変化が生じるなら、それを恐れずに、前に進んで、さらに自分を高めていくしかないのです。

私は、エンジェルカードと出会ったことにより、タロット以外認めない、というこだわりを捨てて、その結果、大きく成長できました。

占いに限ったことではありませんが、こうじゃなきゃいけない、これ以外認めない、というのはもったいないことです。

あるラーメンの実録漫画を読んだとき、「昔から変わらずおいしい」というラーメン店があって、その店は、何十年も同じメニューのラーメンを作り続けてはいるのですが、味は絶えず変化しているとのことでした。
「うまい」「おいしい」というのは、時代とともに変化していくものであって、レシピが一緒であることが「変わらずおいしい」ではないということを私は学びました。

求めるのは、変わらないことではなく、現時点で最高のものを求める、ということだと思います。

私は今はエンジェルカード、オラクルカードをメインに使っていますが、他にもっといいもの、うまいやり方があるなら、あっさりそっちにのりかえる可能性はある、といっておきます。

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