自分なりの瞑想のやり方を見つけました

私はずっと「瞑想」というものに憧れがありました。

なんだかわからないけど凄そう、できたらなんか悟り開けそう、よくわからないけどレベルアップしそう…など、「瞑想」というものは、自分を変えるために必須のツールなのでは? と思っていました。

そもそも「瞑想」って何だろう? と思い、きちんとした辞典の「大辞林」で調べてみました。


瞑想

目を閉じて心を静め、無心になって想念を集中させること。

大辞林より引用


すごくシンプルなのですが、実際、目を閉じて心を静めようとすると、いろいろなイメージが浮かんできて集中できないし、そもそも無心になる、ということがどういうことかわかりません。
静かな場所で行うとか、ヒーリング系の音楽を聞くとか、いろいろなやり方が本やネットには書いていますが、どれもしっくりきません。

でも、なんかやってみたいというか、仮にも天使のメッセンジャーを名乗っていて、天使の声が聞こえたりとか、そういうのは感じるだから、瞑想くらいできないとなんか自分が勉強不足な気がしてイヤ、というのもあるので、どうにかできないものかと考えていました。

で、最近になって、あれ? これって瞑想している状態? と思えるようなことが二つありました。
1つは、ストレッチポールというエクササイズ器具に乗ることです。
ストレッチポールは検索してみるとわかりますが、見た目は単なる丸棒でその上に寝転がる? というのが基本的な使い方で、文章だけで見るとなんだかわかりませんが、実際にやってみると、無心になれるというか、自然にリラックスして、雑念のない状態になれます。
これも一種の瞑想と言ってもいいんじゃないかと。

もう一つが「自転車に乗る」ことです。普通のママチャリでもいいのですが、ロードバイクが一番適していると思います。
というのも、ロードバイクの大きな特徴は「走ることに特化した乗り物」ということで、基本的に、荷物を積むとか、買い物に使う、といったことには向いておらず、そういう意味では実用性はゼロで、ただ「乗る」「走る」ことしかできません。
自転車で走りながらラーメンを食べたり、ゲームしたり、テレビを見たり、なんてことはできません(中にはできる人もいるかもしれませんが…)
余計なことが一切できなくて、ただひたすら無心にペダルを漕ぐ、という行為、そして、風を感じ、事故や怪我をしないように感覚を研ぎすませて前に進んでいる時、私は自然と笑顔になります。

「なんだかわからないけど楽しい」

ペダルを漕いでいる間それは続きます。
ある時、ふと思いました。

「あれ? これって瞑想してるようなものじゃ?」
目は閉じていないものの、無心になっています。

そもそも「瞑想」には、こうしなければいけない、という決まりはなく、やる人が自分で瞑想だと思えればそれでいいんです。

なので、ストレッチポールに乗ったり、自転車でそのへんを走り回ったりするのも、自分にとってそれが「瞑想」状態だと思うなら、それはもう立派な瞑想なんじゃないかと。

そう思えた時、すっと心が軽くなったような、悟りを開いたような気分になりました。
既成概念にとらわれる必要はないんだなと。

なので、ほんの10分でもいいので、毎日「瞑想」する時間をつくって、自分をレベルアップさせていこうと思います。

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